【ニュース】 近畿日本鉄道、皇學館大学と協力し、8月5日に宇治山田駅で雅楽の演奏会を計3回実施 三重県伊勢市
2025.07.16
近畿日本鉄道株式会社(大阪市天王寺区、原恭社長)は皇學館大学(三重県伊勢市、齋藤平学長)と協力し、2025年8月5日に近鉄山田線「宇治山田」駅(三重県伊勢市)で世界最古のオーケストラとされる雅楽の演奏会を計3回実施する。
演奏は、元神宮楽師から指導を受けている同大学雅楽部の学生によるもの。
様々なな管楽器を使用し、ゆったりとした和楽器の音色を届けるという。
雅楽とは、日本の古典音楽の一つで、古来の音楽と千数百年前にアジア大陸の諸国から伝来した外国音楽が融合し、長い歴史の中で育てられ完成したもの。
使用する楽器は管楽器が笙(しょう)・篳篥(ひちりき)・龍笛(りゅうてき)、打楽器が鞨鼓(かっこ)・太鼓(たいこ)・鉦鼓(しょうこ)等。
「宇治山田」駅は、1931年(昭和6年)に参宮急行電鉄の伊勢側の終着駅として竣工。
鉄骨鉄筋コンクリート造り3階建て、塔屋付きで間口120mの規模を誇り、華麗なファサード(1階正面入口)やコンコースを擁する。
2001年(平成13年)1月には国の登録有形文化財に指定されている。
同社と同大学による同駅でのイベント開催は、今年3月に「蓄音機によるレトロな音楽の響きを楽しむコンサート」に引き続き、今回で2回目となる。
当日は、国の登録有形文化財でもある同駅の中で、日本の古典音楽・雅楽を気軽に楽しめるという。
雅楽の演奏会の実施日時は2025年8月5日の13時・14時・15時(1回あたり約30分)。
実施場所は近鉄山田線「宇治山田」駅2階団体待合所。
実施者は皇學館大学雅楽部。
実施内容は演奏・舞約20分、楽器紹介。
入場無料(入退場自由)。