2025.07.08
日本GLP株式会社（東京都中央区、帖佐義之社長）は、先進的物流施設「GLP 熊本菊池」（熊本県菊池市）を着工、2025年7月4日に起工式を実施した。
竣工は2026年9月末の予定。

同施設は、半導体製造企業などが集結するセミコンテクノパークの近隣、国道325号線沿いに位置し、新設される自動車専用道路大津熊本道路「大津西」IC（仮称）より約2.8kmの立地。
同地域では半導体関連の原材料、部品や完成品を保管するための先進的物流施設への需要が高まっているという。

さらに、周辺地域では、半導体関連産業の拡大に伴い、インフラ整備が進んだことで人口も増加しており、日用雑貨などの流通・保管需要も高まると予想されている。

建物は、ハイセキュリティを求める顧客ニーズに対応、1社で占有的に施設を利用できる地上2階建てのボックス型施設として設計した。
2層使いとすることで、効率的な荷物の搬出入作業を可能にし、1階には片面バース、庫内に垂直搬送機と荷物用エレベーターを設置、入居企業の効率的な物流オペレーションをサポートする。

さらに、庫内には全館空調設備を設置することで、温度管理が必要な精密機器関連などのニーズに対応予定。
さらに、従業員用の休憩スペースや豊富な駐車スペースなども整備することで、快適な就労環境を提供するとしている。

「GLP 熊本菊池」の所在地は熊本県菊池市旭志川辺字下蛙石。
敷地面積は約1万9,000㎡、延床面積は約1万8,000㎡。
構造・規模は地上2階建て・BOX型。
竣工は2026年9月末（予定）。