【ニュース】 京浜急行電鉄など、保有する社有林と鉄道敷地内の間伐材56基を海中に設置、城ヶ島周辺での磯焼け対策 神奈川県三浦市

2025.07.04
京浜急行電鉄株式会社(横浜市西区、川俣幸宏社長)はこのほど、三和漁業協同組合城ヶ島支所(神奈川県三浦市、石橋英樹支所長)、城ヶ島ダイビングセンター(神奈川県三浦市、株式会社オーシャンアイズ、高橋真樹子社長)と共同で、京急電鉄が保有する社有林と鉄道敷地内の間伐材56基を海中に設置した。

同取り組みは、同支所と同ダイビングセンターが2014年1月から城ヶ島周辺での磯焼け対策の一環として始めた活動。
間伐材を定期的に海に沈め、魚の産卵場所や、住み家になる場所を増やす取り組みを行っている。

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同取り組みに対し、京急電鉄と京急グループの三崎観光株式会社は、京急電鉄の社有林「みうらの森林(もり)プロジェクト」の一環として間伐材を提供。

さらに、京急線の線路敷地内の間伐材も産卵床として利用することで、継続的に活動に取り組むことができるようになったとしている。
現在、今春から沈めた間伐材の産卵床にアオリイカの産卵が確認されているという。