【ニュース】 Amazonと三菱地所、名古屋市港区にAmazonでは西日本最大となる物流拠点を新設 愛知県名古屋市

2025.07.02
アマゾンジャパン合同会社(東京都目黒区、ジャスパー・チャン代表)と三菱地所株式会社(東京都千代田区、中島篤社長)は、名古屋市港区にAmazonの物流拠点(フルフィルメントセンター)を新設する。

同拠点は、三菱地所の施設「ロジクロス名古屋みなと」をAmazon専用に設計したもの。
延床面積は約12万5,000㎡、商品保管容量は約137万立方フィートで、西日本で最大のフィルメントセンターとなる。
稼働開始は2025年8月の予定。

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同拠点では、Amazonと三菱地所が協働し、地中熱空調システムや壁面設置の太陽光発電設備など、より持続可能な施設運営のための技術を導入。
これにより、施設の運営に係る温室効果ガスの排出と、エンボディドカーボン(建築物の資材調達から輸送・建築・修繕・廃棄等、建築物の運用以外で発生する二酸化炭素)削減を見込む。

また同拠点は、日本の建物として初めて、国際的な認証「International Living Future Instituteのゼロカーボン認証を取得予定。
その他、両社の協業により、職場環境や地域社会に配慮した設計としている。

「ロジクロス名古屋みなと」の所在地は名古屋市港区品川町2丁目1番2・3・4・6、61番1・2、62番3・4、交通は名古屋臨海高速鉄道あおなみ線「荒子川公園」駅より徒歩約3分、名古屋高速4号東海線「港明」ICより約3.5km。
敷地面積は約6万2,100㎡、延床面積は約12万5,200㎡。
構造・規模は柱RC・梁S造、耐震構造、地上4階建、BOX型。
竣工は2024年10月31日、倉庫稼働開始は2025年8月(予定)。