【ニュース】 JR四国、2026年4月以降に新規採用となる高卒者を対象に「エリア採用制度」を新たに導入 香川県高松市

2025.07.02
四国旅客鉄道株式会社(香川県高松市、四之宮和幸社長)は、
2026年4月以降に新規採用となる高卒者を対象に「エリア採用制度」を新たに導入する。

同制度は、「ずっと地元で働きたい」「地域に貢献したい」といった声に応えるもの。
特定エリア内での勤務に特化した採用枠を新設することで、高校生の不安を軽減し、地域に根差したキャリア形成を後押しするほか、インフラ事業を担う企業として、地域社会と共に成長する人材の確保・育成につなげるとしている。

同社はこれまで、四国全域を活躍のフィールドとする勤務形態のみだったが、同制度の導入により、勤務地を香川・愛媛・徳島・高知の各県内に限定した働き方が可能となる。

対象者は2026年4月以降、新規採用となる高校卒業者。
適用期間は原則、本人から解除の申し出がない限り退職まで適用。
エリアの範囲は県単位。
処遇は、エリア採用制度を適用しない社員と比較して初任給・業務内容に違いは無いが、5年間、昇給幅が異なる。