【ニュース】 マリモとイオンモール、イオンモール広島祇園の敷地内で分譲マンション開発、地域コミュニティ醸成のためのスペースを提供 広島県広島市
2025.07.01
株式会社マリモ(広島市西区、谷本勝秀社長)とイオンモール株式会社(千葉市美浜区、大野惠司社長)は、イオンモール広島祇園(広島市安佐南区)の敷地内で両社による分譲マンション開発プロジェクトを開始する。
両社は、地域の社会課題の解決に取り組むため、2023年に資本業務提携を開始。
同プロジェクトは、単なる分譲マンション開発ではなく、「地域コミュニティの希薄化」という社会課題に対し、「両社が地域とつながるまちづくり」という発想を軸にした、新たな地域共創の取り組みとなる。
同マンションでは、地域コミュニティ醸成のためのコミュニティスペースを提供。
地域の人々が集うだけでなく、共助という視点でも地域コミュニティ醸成をサポート、自治会や町内会など、従来の地域コミュニティとも連携する。
活動例では、子育て世代が気軽に立ち寄れるイベントや学生の発表の場の提供、モールの専門店と連携したワークショップや防災教室の開催、住民・地域を問わない多世代交流の場の提供など、多彩な活動を支援・実施するという。
なお同マンションは、同モールの敷地内に建設することから、居住者にはマンション内・イオンモール内の双方で限定サービスや特典を提供する予定。
日常生活に必要な施設やサービスにワンストップでアクセスできるなど、居住者の利便性も大幅に向上するとしている。
同プロジェクトの開発地は広島市安佐南区祇園3-540-5の一部(地番)イオンモール広島祇園 敷地内。
敷地面積は約2,900㎡。
完成予定日は2028年春頃。