【ニュース】 amu、レディースファッションブランド「emmi」エスパル仙台店に廃漁具デザインタイルを提供 宮城県気仙沼市
2025.07.01
廃漁網の回収・リサイクルに取り組むamu株式会社(宮城県気仙沼市、加藤広大代表)はこのほど、レディースファッションブランド「emmi(エミ)」エスパル仙台店(仙台市青葉区)に廃漁具デザインタイル「amuca®タイル」を提供した。
渋谷ヒカリエShinQs店、池袋PARCO店に続き、3店舗目の導入となる。
今回提供したタイルは、気仙沼で回収された廃漁網や、気仙沼の酒蔵の廃瓶を原料として使用したもの。
宮城県で生まれた廃棄物を、同県内の商業施設で新たな価値を宿し再活用することで、「ごみの地産地消」を体現しているという。
さらに、「amuca®タイル」は、焼成工程を経ずに製造するため、従来のセラミックタイルに比べ、製造時のCO2排出も抑えられるとしている。
「emmi」は、心と体、地球にやさしいライフスタイルを提案するブランド思想を店舗設計にも反映しており、今回、「amuca®タイル」を採用する運びになった。
なお、「amuca®タイル」は、同じく仙台市内の「THE NORTH FACE/HELLY HANSEN エスパル仙台」での展示例、「BLACK TIDE BREWING – SENDAI店」のタップルームでの活用例もあり、地域に根差した展開が広がっているという。