【ニュース】 YKK APと静岡県、清水マリンビルでガラス型ペロブスカイト太陽電池の導入実証を開始 静岡県静岡市

2025.06.19
YKK AP株式会社(東京都千代田区、魚津彰社長)はこのほど、静岡県(鈴木康友知事)と共同で、同県の事業としては初となるガラス型ペロブスカイト太陽電池の導入実証を開始した。

同事業は、同県との業務委託契約に基づき、ペロブスカイト太陽電池の普及促進や、同県内企業の関連ビジネスへの参入促進を図るため、モデル的に実証機器を導入し、その実証成果を広く県内へ還元することを目的としたもの。

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同県は、清水港(静岡市清水区)でのカーボンニュートラルポート形成を目指し、脱炭素社会実現に向けた先進的な取組を推進している。

同事業では、清水マリンビル(静岡市清水区)にガラス型ペロブスカイト太陽電池を設置、2025年6月~3月までの約10ヶ月間、連続使用下での耐久性などを検証する。
同社はこれらの取り組みにより、引き続き、これまで進めてきた「窓で断熱」(省エネ)に「窓で発電」(創エネ)を加え、カーボンニュートラルの実現に貢献するとしている。

清水マリンビルでの導入実証期間は2025年6月2日~2026年3月
31日(予定)。
実施場所は静岡市清水区日の出町9-25(一般公開は無し)。
太陽電池は内窓/発電ガラス600mm×1,200mm2枚(ガラス型ペロブスカイト)。