【ニュース】 JTB総合研究所とNTTアーバンソリューションズ総合研究所が連携協定締結、「観光まちづくり共創ラボ」を開始 東京都品川区
2025.06.19
株式会社JTB総合研究所(東京都品川区、風間欣人社長)と株式会社NTTアーバンソリューションズ総合研究所(東京都千代田区、阿部聡社長)はこのほど、連携協定を締結した。
同連携協定提携に伴い、JTB総研が持つ観光産業の社会トレンドや生活者行動など観光に関わるシンクタンク機能と、US総研が持つ不動産・建築・エネルギー・ICTの知見にもとづいた街づくりに関わるシンクタンク機能を持ち寄り、共同研究する「観光まちづくり共創ラボ」を開始した。
両社は、共創ラボを通じ、全国の自治体、観光関連事業者、地域のステークホルダーとともに、地域が目指す未来を追求し、社会や地域の諸課題を「観光まちづくり」の側面から解決していくための観光ビジョンの策定、観光資源の企画・提案など、地域活性化の実現に向けた支援を行う。
共同研究のテーマ例は、持続可能な観光経済圏の確立、地域資源の価値転換による地域のリブランディング、アセットの活用による地域活性化、宿泊施設を核にした観光まちづくりなど。
共同研究を通じ、地域の観光ポテンシャル、観光ビジョン(ソフト)、観光インフラ(ハード)に立脚し、JTB総研は観光体験のトレンド調査や来街者データ分析など「観光」の領域から、US総研は観光施設のトレンド調査や低・未利用ストック分析など「街づくり」の領域から、両社がそれぞれの専門分野からアプローチし、観光まちづくりの取り組みをステークホルダーに支援するとしている。