2025.06.18
広島市・西日本旅客鉄道株式会社・広島電鉄株式会社の3者で構成する「TOUCH MATCH HIROSHIMA 実行委員会（広島駅周辺地区公開空間活用実行委員会）」は、これまで広島駅北口（新幹線口）や南北自由通路で実施してきた植栽やベンチの設置を南口エリアにも拡大する。

同実行委員会では、北口（新幹線口）や南北自由通路での取り組みを通じ、利用者のニーズや安全性を確認できたことから、2025年3月24日より供用を開始した南口でも柱間のスペースを活用、植栽やベンチを設置することで、広島駅周辺地区を訪れる人々が思い思いに過ごせる憩い空間を創出するという。

今後は、中央アトリウム空間等の空間装飾を行うほか、北口（新幹線口）ペデストリアンデッキや南北自由通路に設置しているベンチ等を更新、冬季のイルミネーション装飾なども実施する。

引き続き、広島駅と同周辺地区で、公開空間等の利活用により、公共交通の結節点であることに加え、水と緑に囲まれた憩いの場として魅力的な空間づくりを目指す。
これらの取り組みにより、都心の東西の核となっている広島駅周辺地区と紙屋町・八丁堀地区の回遊性向上を図るとともに、中四国地方の中枢都市としての機能発揮に貢献するとしている。