【ニュース】 JR西日本グループ、法人客を対象に「当日受付・即日配送」を可能とする緊急輸送サービスの実証実験を7月1日より「新大阪」「広島」「博多」の相互駅間で開始 大阪府大阪市
2025.06.16
西日本旅客鉄道株式会社(大阪市北区、長谷川一明社長)と株式会社ジェイアール西日本マルニックス(大阪市淀川区、福嶋圭社長)は、法人客を対象に「当日受付・即日配送」を可能とする緊急輸送サービスの実証実験を2025年7月1日より「新大阪」「広島」「博多」の相互駅間で開始する。
JR西日本グループでは、「企業・地域との共創価値の実現」「地域活性化への貢献」を目的に、新幹線等旅客列車を活用した荷物輸送サービスを展開してきた。
昨今、「物流の2024年問題」が社会課題となる中、今回新たに提供する同サービスを通じ、「今すぐ早く確実に運びたい」というニーズに対応、社会課題の解決にも貢献するとしている。
緊急輸送サービスの開始日は2025年7月1日。
輸送区間は山陽新幹線「新大阪」「広島」「博多」駅の上下線相互間。
料金は5箱輸送の場合で「新大阪」~「広島」間が3万7,000円など。
また、緊急輸送サービス開始に先立ち、荷物輸送サービスの名称「荷もっシュッ!」「荷もっシュッ!Quick」も新たに策定。
これまでは、新幹線等の旅客列車により、即日に高品質で届ける西日本の魅力ある地産品に対し、「FRESH WEST(フレッシュ ウエスト)」をブランド名として展開してきたが、輸送品目の多様化を踏まえ、新たに荷物輸送サービスの総称として「荷もっシュッ!」を策定することとした。