【ニュース】 東急と名古屋鉄道、愛知県を中心とした「なごや圏」の観光需要創出で連携 愛知県名古屋市
2025.06.11
東急株式会社(東京都渋谷区、堀江正博社長)と名古屋鉄道株式会社(名古屋市中村区、高崎裕樹社長)は2025年6月10日、愛知県を中心とした「なごや圏」での観光需要創出と、地域活性化を目的とした連携を開始した。
同取り組みは、観光地としてのポテンシャルを持ちながらも、これまで全国的な旅の目的地として注目されにくかった「なごや圏」に対し、両社のリソースを生かして新たな宿泊・回遊の流れを生み出すというもの。
同連携の開始に合わせ、東急の定額制宿泊サービス「ツギツギ」では、「なごや圏」限定で通常の半分のポイントで宿泊できる「宿泊半額キャンペーン」を8月31日までの宿泊予約取得を対象に開催する。
「ツギツギ」は、月額で宿泊ポイントを購入し、全国350以上の提携ホテルを自由に選んで泊まることができる、東急が提供する定額型の宿泊サービス。
2泊・5泊・14泊・30泊の計4プランから宿泊数を選べる仕組みで、いずれのプランも同伴者1名が無料となるため、カップルや親子、友人同士など、2人で宿泊できる点が大きな特徴だという。
「なごや圏」は、名鉄が推進する「Co-machi観光」のエリア。
名駅・栄・金山といった市内中心部に加え、愛知県・岐阜県を中心にした名古屋都市圏一帯を指すエリア概念で、まちをつなぎ、面としての魅力向上を目指している。
都市部の魅力を保有しつつ、周辺都市には、犬山や岐阜、岡崎、西尾、半田、南知多など、自然や歴史・文化資源も点在。
日本の中心部に位置し、関東・関西からも旅行としてほどよい距離感があり、観光需要が過熱する首都圏・関西圏とは異なり、宿泊や移動も快適に楽しめるエリアだという。