【ニュース】 JR東日本、新たな夜行特急列車を2027年春に導入、既存車両を全席グリーン車個室タイプの座席に改造 東京都渋谷区
2025.06.11
東日本旅客鉄道株式会社(東京都渋谷区、喜㔟陽一社長)は、新たな夜行特急列車を2027年春に導入する。
同列車は、E657系特急型車両10両1編成を全席グリーン車個室タイプの座席に改造することで、夜行など長時間の移動でも快適に利用できるというもの。
同運行を通じ、JR東日本エリアの豊かな自然や文化を国内外に発信、観光の活性化を目指す。
エクステリアデザインでは、1号車側は夜行列車(ブルートレイン)の記憶を受け継ぐ明るい青「メモリアルブルー」、10号車側は真夜中から夜明けへと向かう時の流れを象徴する濃紺「ミッドナイトホライズン」とする。
車内は、全座席グリーン車指定席の個室タイプとし、一部の座席はプレミアムグリーン個室とする。
1人での利用に加え、2人以上での利用も想定した複数のタイプとする予定。
その他、ラウンジスペースや販売スペースの設置なども予定しているという。
新たな夜行特急列車の運行開始時期は2027年春(予定)。
運行エリアは首都圏エリア~北東北エリアなどを予定(時期によって運行エリアの変更あり)。
車両はE657系特急型車両10両1編成(改造)。
座席・定員は全席グリーン車指定席(個室)、120人程度、個室定員は1~4人を予定、6号車に1人用・2人用の車いす対応グリーン個室計2室を接地予定。
なお、運行エリアや運行ダイヤ、利用料金、列車名称などについては今後改めて発表する予定。