【ニュース】 JR東日本横浜支社と新潟支社、上越新幹線と成田エクスプレスを掛け合わせた列車荷物輸送サービスのトライアル輸送を実施 新潟県十日町市
2025.06.05
東日本旅客鉄道株式会社横浜支社(横浜市西区、矢野精一支社長)と同新潟支社(新形氏中央区、白山弘子支社長)は、上越新幹線と成田エクスプレス(N’EX)を掛け合わせた列車荷物輸送サービス「はこビュン」のトライアル輸送を2025年6月12日に実施する。
今回のトライアル輸送は、JR東海道本線「戸塚」駅橋上改札前で定期開催している「十日町のものマルシェ」で、松之山温泉(新潟県十日町市)の銘菓「しんこ餅」を当日朝つきたての状態で届けるというもの。
初めて成田エクスプレスを活用する。
同取り組みは、十日町市の魅力を更に発信していきたいという同駅社員の想いから実現に至ったという。
これまで「十日町のものマルシェ」で販売していた十日町市生産の商品は、トラックで輸送していたため、配送時間に制限のない商品を取り扱っていた。
商品の鮮度を保った状態で届けることが課題だったが、今回、上越新幹線と成田エクスプレスを活用することで、商品の鮮度を保った状態で届けることが可能になったとしている。
「十日町のものマルシェ」は、JR東日本グループ全体で取り組む、地域再発見プロジェクトの一環。
同駅では、一般財団法人十日町地域地場産業振興センター(道の駅 クロステン十日町)と連携し、2024年5月より同マルシェを毎月開催している。
「はこビュン」による輸送日は2025年6月12日。
輸送列車は上越新幹線「たにがわ408号」と「成田エクスプレス
18号」。
輸送商品は小島屋(コジマヤ)製菓店で手作りの「しんこ餅」100包(1包10個入り、小島屋製菓店で販売の商品名は「志んこ餅」)。
販売場所はJR東海道本線「戸塚」駅橋上改札前特設会場「十日町のものマルシェ」。