【ニュース】 長崎県、特産品の露地びわが最盛期、「イチオシ品種」は平成21年品種登録の「なつたより」 長崎県長崎市

2025.05.22
長崎県はこのほど、同県の特産品となっている露地びわが最盛期を迎えたと発表した。

同県は日本最大のびわ産地で、全国のびわ収穫量の約30%以上を占めている。
今年のびわは、大きな寒害の被害もなく順調に生育しており、この時期にしか味わえない旬のびわを楽しめるという。

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長崎びわのうち、同県が「イチオシ品種」としているのが「なつたより」。
「なつたより」は、長崎県農林技術開発センターで育成された品種で、平成21年に品種登録されたもの。
従来の品種に比べ、大玉で果肉が柔らかく、糖度が12度以上と高いのが特徴。
食味に優れ、長崎びわの主力品種として高く評価されているという。

長崎びわは、3月中旬頃にハウスびわの出荷から始まり、5月中~下旬頃に露地びわが出荷ピークを迎える。
「なつたより」は、5月上旬頃から出荷されている。