【ニュース】 JR東日本首都圏本部、工事用仮囲いの壁面など未利用スペースの利活用促進アプリを開発 東京都北区

2025.05.21
東日本旅客鉄道株式会社首都圏本部(東京都北区、小川治彦本部長)はこのほど、社内の未利用スペースを活用するため、工事に携わる設備部門の社員が利活用促進アプリケーション「バショカツ!」を開発した。

同アプリは、同社社員であれば誰でも投稿・閲覧可能なアプリケーション。
駅等の未利用スペースを共有することで情報を見える化し、未利用スペースを通じた駅の価値向上や利便性向上を目的としている。
今後は同アプリに投稿された未利用スペースを利活用し、利用客のニーズに合わせた質の高い情報をタイムリーに提供、利用客の期待に応える駅を創るとしている。

同社は、混雑緩和やバリアフリールートの拡充などのため、駅の改良工事を進める中で、コンコースや工事用仮囲いの壁面をはじめとした未利用スペースがあることに着目。
そのスペースを有効活用することで、駅の価値向上や利用客の利便性向上に繋げられる可能性があると考え、今回、未利用スペースの利活用促進アプリケーション開発に至ったとしている。

これまでは、工事用仮囲いは「工事のお知らせ」の掲出のみに使用されていたが、今回開発した同アプリは、同社社員であれば誰でも未利用スペースの情報を投稿可能。
利用客向けにポスターの掲出場所を探していた他の社員は、投稿された未利用スペースの情報を容易に取得することができ、これまでよりも効率良くサービス向上に寄与できるという。