【ニュース】 阪急電鉄、東京駅八重洲口の再開発ビルで劇場床の区分所有権を取得、最新の設備を備えた約1,300席の劇場を新設 東京都中央区
2025.05.20
阪急電鉄株式会社(大阪市北区、嶋田泰夫社長)はこのほど、再開発組合と参加組合員6社が開発中の八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業(東京都中央区)の再開発ビルで、劇場床の区分所有権を取得した。
最新の設備を備えた約1,300席の劇場を新設、梅田芸術劇場(阪急電鉄100%子会社)が同劇場の運営を担う。
同事業は、JR各線「東京」駅前の八重洲エリアで、都内有数の規模となる敷地(約2ha)に、同駅前では最大級の延床面積(約39万㎡)を誇るミクストユース型のビルを開発する大規模プロジェクト。
オフィスや商業施設に加え、劇場・サービスアパートメント・インターナショナルスクール・バスターミナルなどが整備される予定で、ビルの竣工は2029年1月末の予定。
阪急電鉄は現在、3つの宝塚歌劇専用劇場と2つの劇場を有しており、このうち大阪梅田に所在する2つの劇場については、梅田芸術劇場が長年にわたり運営を担い、ミュージカルや演劇の自主制作も行ってきた。
今回新設する同劇場では、これら5館の劇場経営・運営で培ったノウハウやネットワークを最大限に活用し、ミュージカルや演劇・宝塚歌劇・コンサートなど、世界にも発信できる上質な演目の上演を目指す。
同劇場に関する具体的な内容については、決定次第あらためて発表するという。
劇場の所在地は東京都中央区八重洲2丁目4番・5番・6番・7番、交通はJR各線「東京」駅八重洲口より徒歩3分、東京メトロ銀座線「京橋」駅より徒歩2分、東京メトロ有楽町線「銀座一丁目」駅より徒歩5分、東京メトロ銀座線・東西線・都営浅草線「日本橋」駅より徒歩8分。
階数は八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業の3階~6階の一部。
客席数は約1,300席(予定)。
開業時期は2029年度(予定)。