【編集部取材】 全国各地の和牛が集結する日本料理店「SHARI 東急歌舞伎町タワー」。狙うべきは、インバウンドよりも国内産地タイアップ需要か 東京都新宿区

2025.05.19
ブライダル・レストラン大手の株式会社ノバレーゼ(東京都中央区、荻野洋基社長)は2025年5月16日、日本料理店「SHARI 東急歌舞伎町タワー」(東京都新宿区)でメディア向けの試食会を開催した。

同店は2025年4月21日、西武新宿線「西武新宿」駅徒歩1分の「東急歌舞伎町タワ ー」5階にオープンした新店舗。
「SHARI」は、2010年に中国・上海で1号店をオープンした日本料理店の新業態で、それを「逆輸入」する形で日本国内でも展開、これまでに東京都内で4店舗(同店を含む)、広島市内で1店舗を展開している。
運営は同社100%子会社の株式会社ブロスダイニング(東京都中央区、鈴木一生社長)。

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同店が入居する「東急歌舞伎町タワ ー」は、2023年4月にオープンした地上48階建ての複合ビル。
ライブホール・劇場・映画館・ホテル・飲食店などが入居しており、建物全体がエンターテイメント色の強い施設となっている。
象徴的な空間は、2階部分に位置し、約1, 000㎡のフロアで「祭り」をテーマに、食と音楽と映像が融合した全10店舗を展開する「新宿カブキhall」だ。
上層階のホテルを含め、多くのテナントは、インバウンドを強く意識している。

試食会当日は、招待されたメディア関係者に日本国内各地から取り寄せた新鮮野菜の盛り合わせ、茨城県産バラ肉・ロース肉などのしゃぶしゃぶ、ちゃんぽんなどが提供された。

<目次>

(1)同店は「東急歌舞伎町タワ ー」のテコ入れに成り得るのか

(2)和牛や野菜など、日本中の厳選素材が集結

(3)7割のインバウンドではなく、3割の日本人を掘り起こす一工夫

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