【ニュース】 京阪電鉄不動産、八幡市のマンション建設予定地で陣屋の一部とみられる遺構を確認、歴史的背景に関する講演会を5月24日に開催 京都府八幡市
2025.05.15
京阪電鉄不動産株式会社(大阪市中央区、道本能久代表)は、計画中のマンション建設予定地(京都府八幡市)で、八幡市が2024年8月~11月に橋本陣屋跡の発掘調査を実施したところ、陣屋の一部とみられる遺構が確認されたことから、同遺構の歴史的背景に関する講演会を2025年5月24日に開催する。
講師は京都橘大学文学部歴史学科の後藤敦史准教授。
テーマは「幕末の政局と八幡 -橋本陣屋跡遺構の出土に寄せて-」。
日本では、幕末の安政5年(1858年)、幕府が日米修好通商条約を締結したことにより、幕府と朝廷の関係が悪化。
幕府は朝廷との関係修復のため、京都の警護・防備を朝廷に約束し、その一環として淀川沿いに台場等を設置した経緯がある。
橋本陣屋は、台場のひとつ「楠葉台場」の駐屯地として用いられていたという。
講演会「幕末の政局と八幡 -橋本陣屋跡遺構の出土に寄せて-」の開催日時は2025年5月24日の13時~14時。
会場は京都府八幡市橋本焼野7-2(埋蔵文化財発掘調査現場、京阪本線「橋本」駅より徒歩3分)。
事前予約不要、駐車場無し。
講演会終了後、14時30分より、八幡市教育委員会による現地説明会を開催予定(協力:京阪電鉄不動産株式会社)。