【ニュース】 サンフロンティアホテルマネジメント、「(仮称)豊川駅前複合ビル開発計画」の6階~12階で「たびのホテルlit豊川」を2026年秋に開業 愛知県豊川市

2025.05.12
サンフロンティア不動産株式会社(東京都千代田区、齋藤清一社長)傘下のサンフロンティアホテルマネジメント株式会社(東京都千代田区、堀口智顕社長)は、東三河の新たなランドマークとして開発中の「(仮称)豊川駅前複合ビル開発計画」(愛知県豊川市)の6階~12階で「たびのホテルlit(リット)豊川」を2026年秋に開業する。

愛知県の東部に位置する東三河地域は、自動車関連産業を始め、大手企業の製造工場が集積する国内有数の産業エリア。
その一角を担う豊川市は、人口約18万人を有し、ものづくり産業を中心に多くの企業の本社や工場、事業所が立地している。
また、日本三大稲荷の一つとして知られる名刹「豊川稲荷(妙厳寺)」があることから、年間500万人以上の観光客が訪れる門前町としても栄えてきた。

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一方、同市は東三河地域の中核都市・豊橋市に隣接していることや、近代的な宿泊施設が不足していることなどから、観光面で高いポテンシャルを持ちながらも、滞在型観光客の受け入れや観光消費の拡大などの面で課題を抱えていたという。

同社は、こうした地域課題の解決に貢献するとともに、今後高まる観光拠点としての需要に応えるため、地元企業からの誘致の要望を受け、同ホテルを開業する。
同開発計画は、東三河の新たなランドマークとなるオフィス・ホテル複合ビルで、JR飯田線「豊川」駅より徒歩約1分、名鉄豊川線「豊川稲荷」駅より徒歩約3分の立地。

同社のカジュアルブランド「たびのホテル」は、気軽に旅を楽しみたい旅人やビジネスで滞在する人に向けた宿泊特化型ホテル。
開業予定の「たびのホテルlit 豊川」は、「たびのホテル」よりもワンランク上のホテルブランド「たびのホテル lit」の一つとして、沖縄県宮古島市、長野県松本市、山形県酒田市(2026年12月開業予定)に続く4棟目として開業する。

最上階(12階)には大浴場を設置し、男湯にはサウナも併設。
客室はダブルルームを中心に、全室15㎡以上の広さを確保する。
フロントは最上階(12階)に設置し、市内を一望できるテラス付きのロビーラウンジを併設するという。
朝食は、地元の新鮮な食材をふんだんに使用したこだわりのメニューをブッフェスタイルで提供する予定。

「(仮称)たびのホテルlit豊川」の所在地は愛知県豊川市東三河都市計画事業豊川駅東土地区画整理事業59街区2-1画地。
総客室数は110室(予定)。
付帯施設はレストラン、大浴場、駐車場。
開業予定は2026年秋。