【ニュース】 三井不動産、2024年問題に対応した物流施設「三井不動産ロジスティクスパークつくばみらい」を竣工 茨城県つくばみらい市

2025.05.09
三井不動産株式会社(東京都中央区、植田俊社長)は2025年4月
30日、開発を進めていた物流施設「三井不動産ロジスティクスパークつくばみらい」(茨城県つくばみらい市)を竣工した。

同施設は、常磐自動車「谷田部」ICより約4.0km、圏央道「つくば西」SICより約3.6kmに位置し、国道354号線へのアクセスも可能。
圏央道を利用することで関東近郊の広域配送に適しているほか、つくばエクスプレス「みどりの」駅より徒歩15分に位置していることから、公共交通機関による通勤利便性も高いとしている。

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同施設では、同社初の取り組みとして、トレーラーとトラックを連結したダブル連結トラックが敷地内で走行・転回可能なスペースを新たに整備。
ドライバー不足が予想される中、1台で通常のトラック2台分の物量を輸送することが可能になり、輸送効率を向上させることで、
2024年問題に対応した施設を実現する。
倉庫内の一部は、駐車場(自動車車庫)・工場(部品等組立)用途に変更可能。

また、ドライバー専用のラウンジを施設とは別棟でトラック待機場付近に設置。
ソファ席やリクライニングチェア、カフェカウンターなどに加え、シャワールームやトイレも用意、ドライバーがリラックスした状態で快適に休憩ができるように設計した。

また、5階最上階の「スカイラウンジ」は、ハイサッシから筑波山を眺望可能な天高約4.5mの開放感ある空間とし、入居企業の従業員が心地よく休憩可能なスペースに仕上げたという。

「三井不動産ロジスティクスパークつくばみらい」の所在地は茨城県つくばみらい市台字西ノ内1801番1。
敷地面積は4万1,789.89㎡、延床面積は9万7,972.24㎡。
規模・構造はシングルランプ・柱RC梁S造・5階建て。