【ニュース】 あいおいニッセイ同和損害保険など、岡山県で自動車保険の契約者向けアプリを活用した実証実験を5月より開始 岡山県岡山市

2025.05.02
あいおいニッセイ同和損害保険株式会社(東京都渋谷区、新納啓介社長)、公益社団法人岡山県観光連盟(岡山市北区、石井清裕会長)、一般社団法人岡山県レンタカー協会(岡山市北区、梶谷俊介会長)、株式会社ナビタイムジャパン(東京都港区、大西啓介社長)の4者は、あいおいニッセイ同和損保が提供するテレマティクス自動車保険の契約者向けアプリを活用した実証実験を2025年5月より開始する。
岡山県内での外国人観光客の周遊促進と交通事故削減が目的。

豊かな自然や歴史的な観光地が多い岡山県では、交通アクセスが良く観光地として知名度が高い県南部に外国人観光客が集中しており、県中北部など県内各地への誘客が課題となってる。
また、県内各地への移動には、レンタカーの利用が便利である一方、日本の交通ルールや道路標識に対する理解不足や、知らない土地での不慣れな運転を起因とした外国人観光客による事故の発生も課題になっているという。

これらの課題解決に向け、4者は、あいおいニッセイ同和損保がテレマティクス自動車保険「タフ・見守るクルマの保険 NexT」の契約者向けに提供するアプリをベースに、レンタカーを利用する外国人観光客向けにカスタマイズした「レンタカー版 NexT アプリ」を開発。
「レンタカー版 NexT アプリ」を活用した実証実験を2025年5月から3か月間実施すると共に、収集したデータ等を活用した効果検証により、観光客の県内周遊促進と交通事故削減を目指す。

同実証実験では、岡山県内のレンタカー事業者の岡山空港店でレンタカーを利用する外国人観光客に、安全運転診断機能、交通ルールのクイズ機能、おすすめ観光コース機能、カーナビゲーション機能を搭載した「レンタカー版 NexT アプリ」を提供。
同アプリは基本機能を英語で提供する。