【ニュース】 京王電鉄など、「(仮称)京王多摩川開発プロジェクト」のうち、賃貸住宅・福祉棟を5月1日に着工 東京都調布市

2025.04.23
京王電鉄株式会社(東京都多摩市、都村智史社長)は、京王相模原線「京王多摩川」駅前で開発を進めている「(仮称)京王多摩川開発プロジェクト」(東京都調布市)のうち、賃貸住宅・福祉棟を
2025年5月1日に着工する。

同プロジェクトは、同駅徒歩1分に位置する旧京王フローラルガーデンアンジェ跡地など社有地を含む約2.8haの敷地で、土地区画整理事業と併せてA棟・B棟・C棟の計3棟の建物を開発するもの。
賃貸住宅・分譲住宅・商業店舗・保育園・調布市福祉施設など多様な用途を計画している。

街区全体の共同企画パートナーとなっている株式会社リビタ(東京都目黒区、長谷川和憲社長)に加え、まちづくりパートナーに株式会社スマイルズ(東京都目黒区、野崎亙社長)を迎えた3社で、地域に根差した様々な活動を通じ、京王多摩川エリアのまちづくりを進めていくという。

今回着工する賃貸住宅・福祉棟(B棟)は、3階~10階に賃貸住宅(総戸数214戸)、1階にスーパーマーケット「京王ストア」や認可保育園「京王キッズプラッツ」など商業テナントやワークラウンジを計画。
2・3階には調布市の福祉・医療施設が調布駅周辺より移転する。

また、2025年6月頃より、まちづくりの一環として同駅高架下を暫定的に活用し、地域の人々が集える場を創出。
スマイルズのプロデュースのもと、高架下空間にキッチンカーや仮設の飲食スペースを設置、様々なイベントを企画・開催する予定だという。

「(仮称)京王多摩川開発プロジェクト」の計画地は東京都調布市多摩川4丁目38他、交通は京王相模原線「京王多摩川」駅より徒歩1分。
計画地面積は約2万7,978㎡。
事業施行期間は2024年3月(事業認可)~2028年度(予定)。