【ニュース】 三井化学、大牟田市と「雨水貯留浸透施設整備等に関する基本協定」を締結、工場所有地に貯留浸透施設を整備 福岡県大牟田市
2025.04.22
三井化学株式会社(東京都中央区、橋本修社長)はこのほど、大牟田市(関好孝市長)と「雨水貯留浸透施設整備等に関する基本協定」を締結した。
同市では、令和2年7月の豪雨をうけて策定された「大牟田市排水対策基本計画」に基づき、流域の関係者全員が協働して被害の減少・軽減を目指す流域治水への転換に向け、多層的な取り組みを進めている。
同取り組みでは、排水ハード対策の一環として、貯留浸透施設の整備を進めるという。
こうした中、同市は今回、同社の大牟田工場が所有する早鐘グラウンドを貯留浸透施設として整備することで合意し、2025年4月18日に同基本協定を締結。
同設備は2026年2月に完工予定としている。
なお、国土交通省の防災・安全交付金を活用し、民間事業者が行う貯留浸透施設の整備は全国初となる。
貯留浸透施設の整備場所は三井化学大牟田工場 早鐘グラウンド(福岡県大牟田市早鐘町34番1)。
費用は1,800万円程度(大牟田市、福岡県、国より6分の5の補助あり)。
雨水貯留量は500㎥以上。