【ニュース】 松竹、神社隣接地で商住一体型複合施設「kuguru」を2026年春に開業予定 神奈川県鎌倉市
2025.04.21
松竹株式会社(東京都中央区、髙敏弘社長)は、鎌倉市大船エリアの山蒼稲荷神社隣接地で、商住一体型複合施設「kuguru(くぐる)」を2026年春(予定)に開業する。
同施設は、かつて「松竹大船撮影所」があった大船エリアで、株式会社ブルースタジオ(東京都中央区、大地山博社長)の企画・建築設計監理のもと、「暮らしと商いが共存する“なりわい暮らし”」をコンセプトに開業するもの。
鎌倉市大船エリアは、駅前に精肉店・鮮魚店・青果店などの日常的な買い物ができる店舗をはじめ、個人商店が連なる生活商店街があり、商人と地域住人の顔の見える関係性が今も息づくまちだという。
同施設の名称は、こうした大船らしい「顔が見える商い文化」を受け継いでいきたいという想いから、「のれんをくぐる」と、山蒼稲荷神社の「鳥居をくぐる」という言葉から着想を得たもの。
建物は鳥居と本殿をつなぐ参道を挟むように2棟で構成、店舗2区画と店舗兼住宅5区画を配置する。
賃貸住宅と店舗が連なり、ちょっと寄り道したくなる、歩いて楽しい参道を計画しているという。
「kuguru(くぐる)」の所在地は神奈川県鎌倉市大船2丁目21、交通はJR東海道線・横須賀線・京浜東北線「大船」駅より徒歩6分。
事業主・貸主は松竹株式会社、建築設計監理は株式会社ブルースタジオ。
敷地面積は367.74㎡、延べ面積は379.95㎡。
構造・規模は木造・地上2階建て。