【ニュース】 円山公園駅直結の商業施設「マルヤマクラス」、3期連続で過去最高売上を達成、販促や改装、地域貢献活動などが奏功 北海道札幌市
2025.04.18
三菱地所プロパティマネジメント株式会社(東京都千代田区、久保人司社長)は、同社が運営する札幌市営地下鉄東西線「円山公園」駅直結の商業施設「マルヤマクラス」(札幌市中央区)が3期連続で過去最高売上を達成したと発表した。
同施設は2009年3月に開業。
年商59億5,000万円を記録した初年度以降、10年連続で増収、10周年の節目の2019年度には80億円を突破した。
新型コロナウイルス禍を経て、2022年度には2019年度の最高売上を更新。
2024年度(2024年4月~2025年3月)は、全館の売上高が前年度の過去最高記録(87億9,000万円)から3億1,300万円増の91億
300万円(前年対比103.6%)となった。
2024年度は、2024年3月に迎えた開業15周年を機に、年間を通して「感謝」をテーマに大々的な販促展開を実施。
季節ごとのフェアや、円山エリアの住民に参加してもらう企画を展開したことなどが功を奏し、売上につながった。
また、円山エリアの「上質さ」と「気品」をキーワードに段階的な共用部改装に着手し、2025年2月に2階をリニューアル。
エリア特性を生かし、出店店舗の約7割を北海道内企業で構成した。
その他、地域貢献活動として、北海道神宮例祭最終日の神輿渡御参加者へ熱中症対策としてのスポーツドリンクの配布、裏参道商店振興会と連携し夏祭りのボランティアや清掃活動への参加、円山動物園との連携施策(チケット半券サービス)、近隣小中学校との各種連携(運動会当日の熱中症対策としてのドリンク提供、校外研修受入)なども実施。
さらに、2024年3月に総額3,000万円規模で従業員休憩室の大改装を実施、就業環境改善にも取り組んだという。
「マルヤマクラス」の所在地は札幌市中央区南1条西27丁目1-1。
面積は約2万8,900㎡。
建物は地上5階・地下1階、
店舗数は物販・飲食・サービス店舗など約80店舗。