【ニュース】 JR東海グループ、開発中の「ホテル 寧 奈良」で隣接地を取得、当初計画から拡大し、2030年度に開業予定 奈良県奈良市

2025.04.14
東海旅客鉄道株式会社(名古屋市中村区、丹羽俊介社長)・ジェイアール東海不動産株式会社(東京都港区、谷津剛也社長)・株式会社ジェイアール東海ホテルズ(名古屋市中村区、伊藤彰彦社長)の3社は、開発を進めている「ホテル 寧 奈良」(奈良県奈良市)で、ホテル規模を当初計画から拡大すると発表した。

2024年12月に計画を発表した同ホテルは、西日本初進出となるハイアットのラグジュアリーブランド「アンバウンド コレクション by Hyatt」で、JR東海グループとしても初のラグジュアリーホテルの展開となるもの。
今回、計画地に隣接する土地を取得、客室数を約100室に拡大したうえで、2030年度の開業を目指すとしている。

04141100

施設計画では、登大路側にレストランやラウンジなどのパブリック施設を設け、奈良の玄関口の街並みに賑わいを創出する。
ロビーなどのプライベートな施設は、敷地の北側に配置、奥庭を設けることで落ち着いた空間とし、近隣の住宅地にも配慮した計画とした。
また、車寄せを敷地の奥に引き込み、周辺交通を考慮した動線とし、登大路の街並みの連続性や安全で快適な歩行者空間を確保することで、周囲との調和を保つという。

「ホテル 寧 奈良(HOTEL NEI NARA)」の所在地は奈良県奈良市登大路町、交通は近鉄奈良線「近鉄奈良」駅より徒歩2分。
敷地面積は約4,160㎡、延床面積は約8,630㎡。
構造・規模は鉄骨造、地上4階・一部5階・地下1階。
客室数は約100室、付帯施設はオールデイダイニング・ラウンジ・フィットネス。
開業は2030年度(予定)。