【ニュース】 西宮市・尼崎市・阪急電鉄の3者、阪急神戸線「武庫之荘」駅~「西宮北口」駅間の武庫川橋梁上で新駅設置事業に着手 兵庫県西宮市

2025.04.11
西宮市(石井登志郎市長)・尼崎市(松本眞市長)・阪急電鉄株式会社(大阪市北区、嶋田泰夫社長)の3者は、阪急神戸線「武庫之荘」駅~「西宮北口」駅間の両市にまたがる武庫川橋梁上で新駅設置事業に着手した。
開業目標は2031年度末。

3者は2022年11月1日に基本合意書を締結し、事業計画の検討や関係者協議等を進めてきた。
2025年4月4日、同事業の概要や施行者、整備費、費用負担等事業全体に関する基本協定書を締結、今回の事業着手に至ったとしている。

今後は、2025年度より詳細設計に着手、鉄道事業法にかかる事業基本計画変更や鉄道施設変更等、工事着手に向けた各種手続きを進める。
2026年度より、新駅設置工事に本格的に着手する予定。

新駅の設置場所は阪急神戸線「武庫之荘」駅~「西宮北口」駅間(約3.3km)の武庫川橋梁上(「武庫之荘」駅より約1.6km、「西宮北口」駅より約1.7km)。
駅設備は上下線各ホーム(8両編成対応)2面、西宮市側改札口、尼崎市側改札口、その他駅舎施設・設備等。
開業目標は2031年度末。
整備費は約86億円(3者がそれぞれ3分の1を負担)、両市の負担分は国庫補助を活用予定。
施行者は阪急電鉄。
なお、新駅設置に合わせ、西宮市側と尼崎市側に設ける改札口付近に自転車駐車場等を整備する。