【ニュース】 小田急不動産、日本各地の良質な古民家を活用する「KATARITSUGI」プロジェクトを開始、モデルハウスを5月下旬にオープン予定 新潟県阿賀町
2025.04.08
小田急不動産株式会社(東京都渋谷区、五十嵐秀社長)は、日本各地の良質な古民家の古き良き暮らしを語り継ぎ、新しい暮らしを提案する「KATARITSUGI(かたりつぎ)」プロジェクトを開始、
2025年4月7日に特設WEBサイトを公開した。
プロジェクトの第1弾では、新潟県阿賀町に所在した築約160年の古民家の構造材を活用、神奈川県開成町で平屋のモデルハウスを
2025年5月下旬(予定)にオープンする。
同社によると、その土地の良質な木材で建てられた古民家の「古材」を、別の地域で活用することができれば、次の世代へ古民家の歴史や所有者の想いを繋ぐことができ、それが地域の関係人口(地域と多様に関わる人々)にもなるとしている。
同社では今後、同モデルハウスを運営し、古材を利用した注文住宅の施工会社の紹介や、土地の仲介と販売を行うとしている。
なお同社では、古民家の再生・活用を手掛ける一般社団法人全国古民家再生協会(東京都千代田区、中村綱喜利事業)と連携、古民家を新築住宅に循環利用する仕組みの構築を検討していたという。
「(仮称)KATARITSUGI開成モデルハウス」の所在地は神奈川県足柄上郡開成町みなみ3丁目2-3、交通は小田急小田原線「開成」駅より徒歩12分。
戸数は1戸。
面積は土地245.6㎡、建物130.0㎡。
構造・工法は木造平屋(建築基準法上は木造2階建て)・在来工法。
建物竣工は2025年5月下旬(予定)、モデルホームオープンは
2025年5月下旬(予定)。