【ニュース】 NTT都市開発など、難波宮跡公園(北部ブロック)整備運営事業の商業施設「なノにわ」を開業 大阪府大阪市
2025.03.31
「難波宮跡公園『みんなのにわ』プロジェクト」(代表構成員︓NTT都市開発株式会社)は2025年3⽉28⽇、難波宮跡公園(北部ブロック)整備運営事業(大阪市中央区)の商業施設「なノにわ」を開業した。
同商業施設には、都⼼にありながら豊かな⾃然を感じられる公園⼀体型の商業施設として、飲⾷店舗や⾷物販店舗等13店舗が出店。
公園と連続した開放的な店舗やテラス席では、遺構や芝⽣広場を眺めながらフードやドリンクを楽しめるほか、公園内ではテイクアウトメニューを利⽤できるとしている。
3月28日に実施したオープニングセレモニーでは、来賓の吉村洋⽂大阪府知事、横⼭英幸大阪市長らがテープカットを実施した。
同グループは、⼤阪市初のPark-PFI事業「難波宮跡公園(北部ブロック)整備運営事業及び難波宮跡(南部ブロック)管理運営事業」に取り組むにあたり、歴史公園・都市公園・街の結節点の3つの視点で整備を推進してきたという。
歴史公園としての整備では、難波宮跡の歴史性を尊重し、遺構表⽰(後期内裏正殿、前期・後期回廊、⽡堆積遺構)を⾏ったほか、情報発信の⼀環として、各遺構表⽰に歴史解説板を設置。
都市公園としての整備では、来園者が園地と施設を⼀体的に利⽤しやすいよう、これらを連続して配置し、開放感のある店舗を整備している。
街の結節点としての整備では、⼤阪城公園・難波宮跡・⼤阪歴史博物館等、⼤阪の歴史を学べる場所が集積し、複数路線が乗り⼊れる利便性の⾼い⽴地を活かし、近隣住⺠や観光客、広域からの来園者等、多くの人々が楽しめる公園づくりを目指すとしている。
商業施設「なノにわ」の所在地は⼤阪市中央区法円坂1丁⽬・⾺場町、交通は大阪メトロ⾕町線・中央線「⾕町四丁⽬」駅9号出⼝より徒歩約1分、JR⼤阪環状線・大阪メトロ中央線「森ノ宮」駅より徒歩約15分。