【ニュース】 新潟大学、地域活動「新潟大学ダブルホーム」で学生による広報部を設置、地域振興の情報発信活動を本格化 新潟県新潟市
2025.03.27
新潟大学(新潟市西区、牛木辰男学長)は、2025年1月に18年目を迎えた「新潟大学ダブルホーム」で2025年3月26日、学生による「新大(しんだい)ダブルホーム広報部」を設置、地域振興の情報発信活動を本格化する。
「新潟大学ダブルホーム」は、学生の「社会で活躍するために必要な力」、特に「人と関わる力」を教職協働で育むことを目指し、
2007年度から同大学独自の取り組みとして継続している活動。
学生が専門分野の学問を学ぶ学部・学科を「第一のホーム」とし、その枠を越えて集まった学生、教職員が運営する場として位置付けている。
「地域の教育力」を活用し、学生の成長を促進するため、地域活動に取り組んでおり、正解の無い地域課題に学生・教員・職員がチームで取り組むことで、将来の社会生活に必要なシチズンシップやチームワーク力を育むという。
「新潟大学ダブルホーム」は現在、18のホームが新潟県内と山形県の一部地域で活動を行っている。
学部を越えた新しい仲間と交流を深める場となるだけではなく、多様な価値観の人々とのふれ合うことによってコミュニケーション能力が向上し、生活者の立場で社会課題を意識できるようになることで新たな知識の必要性や重要性を実感することができるなど、様々な効果が認められいるという。
活動例は、地域の方と取り組む梅プロジェクト(新潟市内野)、環境に配慮したコメづくり(十日町市)、子ども食堂ボランティア(新潟市坂井輪)、新大祭での特産品販売(阿賀町、糸魚川市、小国町)、情報発信展示(全地域)、ユニホッケー交流会(長岡市栃尾)、キッズサマースクール(新発田市)、お寺でキャンドルナイト/そば栽培/そば祭り/しめ縄づくり/笹団子づくり/塞の神(阿賀町)、気になるポイントをまとめた地図「まちの知図」づくり(全地域)など。
今回設置した「新大ダブルホーム広報部」は、ダブルホーム参加学生の有志4名で構成。
クロスボーダー株式会社(東京都台東区)の戦略PRプロデューサー・菅原豊氏の指導により、Facebookへの投稿、ニュースリリース発信、取材誘致と対応、イベントの企画運営などに挑戦するとしている。