【ニュース】 扉ホールディングス、「本陣等々力家」の再生・活用で安曇野市と協定を締結、歴史的価値を尊重しつつ新たな観光・交流拠点に 長野県安曇野市
2025.03.21
扉ホールディングス株式会社(長野県松本市、齊藤忠政代表)は、古民家「本陣等々力家(一部が市有形文化財に指定)」(長野県安曇野市)の再生・活用を官民連携で推進する事業で安曇野市(太田寛市長)と協定を締結、2025年3月14日に協定締結調印式を実施した。
「本陣等々力家」は、江戸時代に松本城主の狩猟休憩場として利用され、「本陣」と呼ばれた建物。
現在の屋敷内には、主な建物として長屋門・主屋・座敷・裏座敷の他に5棟の蔵が残る。
このうち長屋門は市有形文化財に、庭園の樹齢400年前後と伝わるビャクシンは市天然記念物に指定されている。
同事業では、その歴史的価値を尊重しつつ、地域資源を最大限に活用した新たな観光・交流拠点の創出を目指す。
文化財の保存・継承にとどまらず、地域に根差した持続可能な社会づくりを目指し、観光を推進力とし、歴史・文化・観光の融合を図りながら、地域社会に貢献するとしている。
具体的には敷地内を「宿泊エリア」「文化交流促進エリア」「レストラン等」等に分け、様々なサービスを展開していく予定だという。
「本陣等々力家」の所在地は長野県安曇野市穂高2945-1他。
敷地面積は5,674.34㎡。