【ニュース】 近畿大学など、有田市の公民館で子育て世代や出産を控えた妊婦の交流イベントを3月25日に開催 和歌山県有田市

2025.03.18
近畿大学アカデミックシアター(大阪府東大阪市)のプロジェクト「The Mandarien-Hutte(ザ マンダリアン ヒュッテ)」は、糸我公民館(和歌山県有田市)で子育て世代や出産を控えた妊婦の交流イベント「つながる育フェス」を2025年3月25日に開催する。
協力は積水ハウス株式会社(大阪市北区、仲井嘉浩社長)とファミール産院ありだ(和歌山県有田市、平野開士院長)。

同シアターでは、学生が主体となり、教職員・企業・地域住民と協働しながら新たな社会価値を生むことを目指し、毎年、学内公募でプロジェクトを募集。
このうち同プロジェクトでは、有田市の町おこしを中心に地域活性化に向けた取り組みを展開しているという。

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同市は、人口減少や少子高齢化、医師不足や医療の過疎化が進む中、出産・子育てができる施設を確保するため、同市所有の旧保育園のリノベーションし、分娩・入院棟の新設を実施。
新設工事は積水ハウスが行い、2024年4月にファミール産院ありだが開院した。

今回開催する同イベントでは、第1部でバスボム作りを実施、一緒に作業をすることで緊張をほぐし、参加者同士の交流を促す。
第2部の座談会では、学生や同社の社員、同産院の助産師が参加し、トランプを使って出た数字によって話すテーマを決めながら意見交換を行う。
子育てに対する不安を軽減、情報交換できる機会を提供することで、参加者には同市で出産して良かったと感じてもらう。
さらに参加者同士が新たなつながりを持つことで、地域のコミュニティ作りに貢献することを目指す。

一方、学生はイベントの企画・運営を行うことで、同市の社会課題を学び、まちづくりへの参画を実学で体験するとしている。

「つながる育フェス」の開催日時は2025年3月25日の14時~16時。
開催場所は糸我公民館(和歌山県有田市糸我町中番408-2)、JR紀勢本線「紀伊宮原」駅より徒歩約25分。
対象は子育て中の保護者、出産を控えた妊婦(入場無料、要事前申込、子連れ可)。
申込期限は3月21日。