【ニュース】 折兼など、未利用木竹材を活用したごみ箱を開発、4月13日開幕の大阪・関西万博の会場に設置 愛知県名古屋市

2025.03.17
株式会社折兼(名古屋市西区、伊藤崇雄代表)は、未利用木竹材を活用したごみ箱を開発、2025年4月13日に開幕する大阪・関西万博の会場に設置する。
協力企業・団体は、株式会社エイト日本技術開発、株式会社JTB、株式会社テラモト、株式会社那賀ウッド、パナソニックプロダクションエンジニアリング株式会社。

同取り組みは、大阪・関西万博を契機に、様々な「これからの日本のくらし(まち)」 を改めて考え、多彩なプレイヤーとの共創により新たなモノを万博で実現する「Co Design Challenge」プログラムに採択されたもの。
本来ならば繋がる事のない業種の企業が同プログラムをきっかけに協働したという。

今回開発したごみ箱は、徳島県産の杉やヒノキで作った木粉を樹脂と合わせて成形し、本来廃棄される資源を有効活用している点が特徴。
木粉の配合量を調整、杉のイラストをプリントすることで、デザイン面でも存在をアピールできるごみ箱とした。

完成したごみ箱は、大阪・関西万博のフューチャーライフヴィレッジに設置。

また、木粉工場の見学や、杉製のパドルボードを使用したSUPなどが体験できるツアーも計画しているという。
同ツアーのうち、「春編~竹林フィールド体験と遊山箱ランチ~」の開催日は2025年4月中旬・5月中旬。
開催場所は徳島県阿南市福井町。