【ニュース】 CMN、多賀城跡仙台港線の交差点に避難誘導LEDビジョン「多賀城市防災ビジョン」を設置 宮城県多賀城市
2025.3.14
CMN株式会社(福岡市博多区、山下惠助代表)は、多賀城市(深谷晃祐市長)からの受託により、多賀城跡仙台港線の交差点に避難誘導LEDビジョン「多賀城市防災ビジョン」を設置、2025年3月
18日に同市による設置記念セレモニーを開催する。
同市は、2011年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震の被災自治体。
発生当時、通信障害・電源喪失により、災害時の情報を迅速に伝えることが出来ず、避難誘導を行うことが出来なかったという。
今回設置した「多賀城市防災ビジョン」は、通信や電力といった重要インフラが使えない環境下でも、LOL通信と蓄電池により、一定期間稼働することが可能で、周辺を通行する人や車両に的確に情報を伝えることが可能となるとしている。
LOL通信とは、災害時に自治体から多くの住民への情報伝達(ラストワンマイル)を主目的として開発したCMNオリジナルのLPWA(省電力で長距離通信が可能な通信技術)。
公衆回線の通信障害発生時にも通信を継続できる点が特徴だという。