【ニュース】 近畿大学工学部とマエダハウジング、「西高屋」駅前通りの空き家でリノベーション工事を完了、地域の新たな交流拠点として再生 広島県東広島市
2025.03.11
近畿大学工学部(広島県東広島市、樹野淳也学部長)と株式会社マエダハウジング(広島市中区、前田政登己代表)はこのほど、JR山陽本線「西高屋」駅前通りの空き家(広島県東広島市)を地域の新たな交流拠点「楽屋(がくや)」として再生するプロジェクトでリノベーション工事を完了、オープニングイベントを2025年3月
15日に開催する。
同駅は、付近に同大学工学部や同大学附属広島高等学校・中学校東広島校、県立広島中学校・高等学校などがあり、平日は多くの学生・生徒らが利用しているが、駅周辺では住民の高齢化と空き家の増加が進んでいるという。
こうした中、2025年3月に同駅の大規模整備工事が完成することを契機に、同大学と東広島市が一体となって地域課題の解決に取り組むプロジェクトの一つとして「学校と地域がつながるJR西高屋駅周辺のまちづくり」(代表:近畿大学工学部建築学科市川尚紀教授)が2023年度より始動。
同プロジェクトの一環として、2024年5月よりマエダハウジングの協力のもと、同社が管理する同駅前の空き家をリノベーションする取り組みがスタートした。
学生・地域住民・老若男女問わず、誰でも自由に集まれる場所をキーワードとしたコミュニティスペース・シェアハウスに再生させるため、同学部建築学科の学生がリノベーションに参画。
今回、リノベーション工事完了に伴い、同プロジェクト参画者が一堂に集まり完成を祝うオープニングイベントを3月15日に開催する。
同拠点1階の地域交流スペースには、多目的スペースとなるコミュニティスペース、シェアキッチン、チャレンジカフェがオープン。
2階のシェアハウス(4室)には、同学部の学生などが入居予定。
交流拠点「楽屋(がくや)」の所在地は広島県東広島市高屋町杵原1334-18、交通はJR山陽本線「西高屋」駅より徒歩約3分。