【ニュース】 京都府森林組合連合会と農林中央金庫大阪支店、ニデック京都タワーに「北山杉」を利用したパンフレットラックや箸を寄贈 京都府京都市
2025.03.06
京都府森林組合連合会(京都市中京区)と農林中央金庫大阪支店(大阪市中央区)は、ニデック京都タワー(京都市下京区、運営:京阪ホテルズ&リゾーツ株式会社)に対し、「北山杉」を利用したパンフレットラックや箸を寄贈する。
同連合会と同支店は、国産材の利用拡大と林業者の所得向上を目的に、地域材を活用した木育活動や木製品の寄贈を行っており、今回同取り組みもその一環。
「北山杉」は、木立(こだち)が天に向かってまっすぐのびる姿から、「伸びゆく京都」のシンボルとして親しまれてきた。
また、磨き上げた北山丸太の美しさは独特の味わいがあることから、桂離宮や鹿苑寺(金閣寺)等の有名建築物に活用されてきた歴史もあり、次世代に繋げていくことが期待されているという。
一方、寄贈先となるニデック京都タワーは、2024年12月28日に開業60周年を迎え、これからも京都のシンボルとして愛されるだけではなく、京都観光の玄関口として、多くの人々に利用されていくことが期待されている。
京都観光の玄関口となっている同施設で、京都の木造文化を支えてきた「北山杉」を広く知ってもらいたいという想いから、今回の寄贈に至ったという。
寄贈するパンフレットラックは、同施設展望室1階に設置され、箸は入場券を呈示した人に対し、2025年3月12日10時より先着順で配布する予定。
寄贈先は「ニデック京都タワー」(京都市下京区)展望室1階(京都タワービル11階)。
寄贈品は「北山杉」を利用したパンフレットラック1基と箸350膳。