【ニュース】 JR東日本グループ、荷物輸送サービス「はこビュン」を強化、4月18日より「新青森」~「東京」間で輸送を開始、1編成を専用車両に改造 青森県青森市

2025.03.05
JR東日本グループは、これまで全ての新幹線で展開してきた駅間での荷物輸送サービス「はこビュン」を強化する。
在来線を含めた各方面へのネットワークの強化、受付・予約のシステム化によるタイムリーなサービス提供、高速・多量荷物輸送の事業化により、JR東日本グループ全体で年間100億円規模の収益獲得を目指す。

2025年4月18日に「新青森」~「東京」間で客室を使用した車両貸輸送を開始、さらにE3系新幹線1編成の全号車を荷物輸送専用車両として改造、2025年秋には車両基地を活用し、「盛岡」~「東京」間での輸送を開始するという。

鉄道ネットワークを活用した荷物輸送サービス「はこビュン」は、JR東日本が新幹線や在来線特急等で輸送、荷物の積み下ろしや車内での管理などをグループ企業が担い、実施しているもの。

また、事前予約不要で、荷物1個から列車出発の30分前まで申し込み可能な「はこビュン Quick」サービスも実施している。

今回、営業列車の客室や荷物輸送専用車両を活用した大口荷物の定期輸送サービスを開始することで、荷物輸送ニーズにあった新たな物流サービスを提供するという。

輸送対象は、北海道・東北・秋田・山形・上越・北陸の各新幹線、在来線特急・在来線。
輸送単位は1箱単位の小口から大口輸送まで(今回は東北新幹線で100箱単位の事業化に着手)。