【ニュース】 三菱地所ホーム、木造商業ビルを竣工、アパレル路面店が営業を開始 兵庫県神戸市
2025.02.28
三菱地所ホーム株式会社(東京都新宿区、細谷惣一郎社長)は、同社が設計・施工した木造商業ビル「MOTOMACHI Wood Terrace」(神戸市中央区)が2025年2月14日にアパレル路面店として営業を開始したと発表した。
同商業ビルは、同社が事業計画からテナント誘致までをトータルに企画した、非住宅・都市木造の象徴的なプロジェクト。
環境への配慮を意識し、CLT(Cross Laminated Timber:直交集成板)床板や梁を現し(あらわし)にした内観、ガラス越しの木造躯体が目を惹く外観が特徴だという。
同社は、住宅以外の用途にも木造建築へのシフトが進む中、三菱地所グループの建築用木材の生産から流通・施工・販売に至る、川上から川下まで一貫する統合型ビジネスモデルで、木造中大規模建築の施工を担い、都市の「木造木質化」に向け、事業展開を図っている。
特に土地の有効活用、店舗やオフィスなどの非住宅建築や施設系建築の「木造木質化」に注力しており、三菱地所グループ内外との連携により、木材の有効活用を推進、持続可能な社会の実現に貢献するとしている。
「MOTOMACHI Wood Terrace」の建築地は神戸市中央区元町通1-11-1。
建築面積は34.38㎡、延べ面積は67.33㎡。
構造・規模は木造軸組み工法・地上2階建て。
用途は店舗、テナントは株式会社マザーハ。