【ニュース】 尼崎市など、阪神尼崎駅前中央公園を3月29日にリニューアルオープン、関西初の都市公園リノベーション協定制度を活用 兵庫県尼崎市
2025.02.28
尼崎市(松本眞市長)・阪神電気鉄道株式会社(大阪市福島区、久須勇介社長)・阪急阪神不動産株式会社(大阪市北区、福井康樹社長)の3者は、リニューアル工事を進めていた阪神尼崎駅前中央公園(兵庫県尼崎市)のリニューアルオープン日を2025年3月29日に決定した。
今回のリニューアル工事は、都市再生特別措置法に規定された「都市公園リノベーション協定制度」を活用し、多様な場面で利用できる公園に整備するもの。
同制度を活用した公園整備は関西初となる。
新たに幅広い滞在ニーズに応える飲食店を2店舗開業、リニューアルオープン当日はオープニングイベントを開催するという。
同公園内には、「芝生広場」「ちいさな広場」「木立の広場」と、リニューアルを記念するモニュメントベンチやデッキテラスなどを整備。
各所にベンチや縁台を配置することで、様々なニーズの滞在に対応する。
「ちいさな広場」の丸太スツールや飛び石には整備前の公園内にあった樹木や石材を、駅前のベンチの一部は舗装材のレンガをそれぞれ再利用し、廃棄物の削減を図った。
さらに、同公園に面した駅前にもリニューアルに合わせてベンチなどを設置、公園と一体的に滞在できる空間をつくったほか、公園内の総合案内板をはじめとするサインも一新、同公園のロゴマークも作成したという。
飲食店には、カフェ「ホリーズカフェ」とイタリアンダイニングカフェ「ロッカ」の2店舗が出店。
店舗は、木材やアースカラーによるデザインとし、開放感のあるテラス席を用意するなど、日常の憩いの場となる公園との調和を図るとしている。
阪神尼崎駅前中央公園の所在地は兵庫県尼崎市神田北通1丁目9・神田中通1丁目4。
面積は1万4,990㎡。
リニューアルオープン日は2025年3月29日。
「芝生広場」「ちいさな広場」は3月29日イベント終了後から芝生養生を行い、6月1日より利用開始予定。