【ニュース】 相模女子大学と小田急グループが包括連携協定を締結、小田急線沿線の課題解決を通じ、地域価値向上を目指す 神奈川県相模原市

2025.02.20
相模女子大学(相模原市南区、田畑雅英学長)・小田急電鉄株式会社(東京都新宿区、鈴木滋社長)・株式会社小田急SCディベロップメント(東京都新宿区、細谷和一郎社長)・株式会社小田急エージェンシー(東京都新宿区、山口淳社長)の4者は2025年2月19日、同大学の創立125周年を機に包括連携協定を締結した。

同連携協定は、相模原市をはじめ、小田急線沿線の課題解決を通じ、地域価値向上を目指すというもの。
4者は今後、各々の強みを生かすことで解決可能な課題を抽出、その第一歩として、相模原エリアでの課題の一つとなっている「地域コミュニティの活性化」に取り組む。

既に実施が決定している事項では、相模大野駅直結の商業施設・相模大野ステーションスクエアで「電子回路ペン講座」を6月頃に初開催する。
同講座は、同大学の学生が講師となり、小学生が大学生とコミュニケーションしながら電気の仕組みを楽しく学べる企画。
これまでにも他施設でも実施してきたが、今回は約2倍の規模での開催を目指す。

11月に同施設で開催予定の「クリスマスツリー点灯式」では、昨年同様、同大学中学部・高等部の生徒による演奏や合唱でイベントを盛り上げる予定。
さらに今年は、来場者との双方向コミュニケーションにつながる企画も検討するという。

2025年度下期には、相模大野駅構内と同施設で「相模女子大学
125周年パネル展」を開催する予定。

さらに、これらの施策を足掛かりとし、一例として「地産地消」を取り上げ、同施設の飲食店と学生のコラボレーションメニューの検討・販売など、地域価値向上に資する連携施策を実施するという。