【ニュース】 大府市、あらゆる世代の健康増進や交流促進を図る複合施設「大府市健康増進・交流センター」を整備 愛知県大府市

2025.02.19
大府市(岡村秀人市長)は、「健康都市」の発展を目指し、同市東新町地内で「大府市健康増進・交流センター」を整備する。
開館予定は2026年10月。

同センターは、市保健師が常駐し、相談支援を行う「まちの保健室」、運動指導などを行う「健康アップルーム」、eスポーツなどを通じ多世代が交流する「つながりラウンジ」、長期欠席児童生徒の居場所となる「第2教育支援センター」などの機能を備えた複合施設。

同市は、同センターを拠点に、国立長寿医療研究センター、株式会社スギ薬局、ソフトバンク株式会社などと連携し、市民の「健康づくり」「介護予防」、世代を超えた「交流」「共生」の取り組みを展開することで、あらゆる世代が生涯を通じて健康でアクティブに活躍することができるまちづくりを推進するとしている。

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同センター内の施設のトイレや内装には、国立長寿医療研究センターの研究プロジェクト「UniCo」を採用するなど、「高齢者にもやさしい施設」として情報発信し、市民や民間企業のリテラシーの向上につなげるという。
同研究プロジェクトは、認知症になっても社会参加し、幸福で健康に生きることのできるウェルビーイングな社会を実現することを目的としたもの。
障がいの特性に基づいて認知症の人が利用しやすい施設を開発し、さらに認知症の人を含めた地域住民同士の肯定的な交流を促すことで、認知症に対する無理解や偏見を軽減し、地域全体のウェルビーイング向上を目指すとしている。

「大府市健康増進・交流センター」の所在地は愛知県大府市東新町3丁目地内(東新テニスコート跡地)。
敷地面積は2,346.78㎡、延床面積は1,313.92㎡。
構造・規模は鉄骨造・2階建て。
開館予定は2026年10月。
整備予算は9億3,055万7,000千円(2カ年度)。