【ニュース】 JTBと岩手県、観光振興・復興支援・移住定住促進などで包括連携協定を締結 岩手県盛岡市
2025.02.18
株式会社JTB(東京都品川区、山北栄二郎社長)と岩手県(達増拓也知事)は2025年2月17日、双方の資源を有効に活用した活動を推進するため、包括連携協定を締結した。
同社はこれまでも、コロナ禍の緊急経済対策関連業務や、全国旅行支援関連業務・三陸防災復興プロジェクト等、同県が実施する様々な政策で、観光分野だけでなく多くの分野で同県と連携してきたという。
今回、両者が築いてきた連携をベースに包括連携協定を締結することで、新たな価値創造の最大化を図り、同県の地域活性化と県民サービスの向上・持続可能な地域社会づくりを目指すとしている。
連携事項は下記のとおり。
1 持続可能な観光地域の振興に関すること
2 復興及び危機管理の支援に関すること
3 移住・定住促進に関すること
4 ワーク・ライフ・バランス、女性活躍及びダイバーシティの推進に関すること
5 県民の健康増進、結婚及び子育て支援に関すること
6 その他、地域社会の活性化や県民サービス向上、サステナビリティに関すること
このうち、「1 持続可能な観光地域の振興に関すること」では、観光まちづくりを通じた地域活性化プランを競う「大学生観光まちづくりコンテスト」の県内大学生への周知、高校生を対象にしたSDGs思考の観光事業計画コンテスト「観光甲子園」地域探究部門の県内高校生への周知、MICE等を通じた県有施設の利用促進のための情報提供などを予定しているという。