【ニュース】 東武バス日光、ヤマト運輸と連携し、東武日光線「東武日光」駅と「中禅寺温泉バスターミナル」を結ぶ路線バスで「客貨混載」を2月20日より開始 栃木県日光市
2025.02.13
東武鉄道株式会社(東京都墨田区、都筑豊社長)傘下の東武バス日光株式会社(栃木県日光市、金井応季社長)はヤマト運輸株式会社(東京都中央区、長尾裕社長)と連携し、東武日光線「東武日光」駅と「中禅寺温泉バスターミナル」(何れも栃木県日光市)を結ぶ路線バスで宅急便を輸送する「客貨混載」を2025年2月20日より開始する。
東武グループでは、「国際エコリゾート日光」の価値を最大化していくため、地域との連携によるエリア価値向上を目指してきた。
一方同市も、事業者が脱炭素の推進に貢献する行動に積極的に取り組む「日光市地域循環によるゼロカーボンシティ実現条例」を
2024年3月に制定している。
またヤマト運輸は、同社営業所が所在する同市街と中禅寺湖周辺等の奥日光エリアを1日に複数回往復してきたという。
今回の同事業では、配送経路とバス路線が重複する同駅から同バスターミナル間で路線バス網と路線バスの貨物スペースを有効活用し、客貨混載とすることで、ヤマト運輸の集配車両の走行距離削減による温室効果ガス排出量の削減を実現するとしている。
対象路線バスは東武バス日光路線バス(東武日光駅~中禅寺温泉~湯元温泉間)の「東武日光」駅15時13分発→中禅寺温泉15時58分着・16時3分発→湯元温泉16時38着の1便。
積載区間は東武日光駅前駐車場(栃木県日光市松原町)~東武バス日光中禅寺温泉バスターミナル(栃木県日光市中宮祠)。
積載場所はバス車両貨物スペース(バス車両の改造等は無し)。