【ニュース】 大新東ヒューマンサービスと御坊市、「災害時における支援協力に関する協定」を締結、御坊市給食センターを活用し災害時に市民へ迅速に食事を提供 和歌山県御坊市
2025.02.12
シダックスグループで自治体サービス(観光施設や図書館の運営、学校給食、学童保育等の業務)のアウトソーシングを担うシダックス大新東ヒューマンサービス株式会社(東京都渋谷区、山田智治社長)は2025年2月10日、御坊市(三浦源吾市長)と「災害時における支援協力に関する協定」を締結した。
同締結により、同社が自治体と災害協定を締結するのは23件目
(2025年2月10日現在)となる。
和歌山県西部の海岸線に位置する同市は、北部に白馬山脈が連なり、中央部には日高川が流れる自然豊かなまち。
同社は、2012年8月より御坊市給食センターの調理業務の受託運営を行っており、同市内の幼稚園4カ所・小学校6か所・中学校4カ所の計14カ所に1日約2,000食(2025年2月10日現在)を提供しているほか、和歌山県内では同市を含め計28カ所
(2025年2月10日現在)の学校給食調理業務を受託しているという。
今回両者が締結した同協定は、御坊市給食センターを活用し、災害時に市民へ迅速に食事を提供することを目的としたもの。
同社は、2024年1月に発生した令和6年能登半島地震の際、発生直後より全国のスタッフを現地に派遣し、受託運営する道の駅で炊き出し支援を行ったほか、グループ内の他の事業会社とも連携し、物資の輸送も含め被災者支援活動を実施。
また同社は、今回の同市を含め、これまで全国23の自治体で災害時の給食支援協定を締結しており、培ってきたノウハウと、グループをあげての災害時の支援活動の経験を活かし、同市でも災害時に迅速に食事提供を行うスキームを構築するとしている。
なお同社は同市で、給食センター以外にも2024年4月より御坊市民文化会館の運営を受託しているという。