【ニュース】 SkyDriveとJR九州、大分県と「空飛ぶクルマ」の活用による地域発展と地域課題解決に向け包括連携協定を締結 大分県大分市
2025.02.07
株式会社SkyDrive(愛知県豊田市、福澤知浩代表)と九州旅客鉄道株式会社(福岡市博多区、古宮洋二社長)はこのほど、大分県(佐藤樹一郎知事)と「空飛ぶクルマ」の活用による地域発展と地域課題解決に向けた包括連携協定を締結した。
両社は2024年7月、九州エリアでの空飛ぶクルマを用いた事業の成立可能性の検討を行う連携協定を締結、展開地域やビジネスモデルなどを検討してきたという。
中でも、九州の東部に位置する同県は関西や四国地方とも交流が盛んで、別府や湯布院など豊富な観光資源を有していることから、空飛ぶクルマを活用したビジネスの高いポテンシャルが期待できるとしている。
両社は、今回締結した同県との包括連携協定により、空飛ぶクルマの活用を通じ、同県での地方創生に資する取り組みを進めていく。
今後は、2028年度頃のサービス開始を目指し、離発着場候補地の調査や収益性の検証、運営体制の構築など、事業検討をさらに進めていくとしている。
2028年度頃には別府湾での遊覧サービス、別府市内でのエアタクシー、別府と湯布院をつなぐエアタクシーの運航開始を想定。
2030年以降は湯布院・九重・玖珠・奥日田エリアを結ぶ移動、大分市内から別府や湯布院エリアへの移動、大分空港から別府市内や大分市内へのエアタクシーサービスの提供等への拡大を目指す。
運賃については、運航便数や利用状況によるとしつつ、将来的には既存のタクシーと同程度の料金体系を目指すとしている。