【ニュース】 南海電気鉄道と泉北高速鉄道、トラックターミナル事業が合併認可、4月1日より「北大阪」「東大阪」の両施設を南海が運営 大阪府茨木市
2025.01.29
南海電気鉄道株式会社(大阪市浪速区、岡嶋信行社長)と泉北高速鉄道株式会社(大阪府和泉市、金森哲朗社長)は、両社で締結した吸収合併契約に基づき、泉北高速鉄道のトラックターミナル事業について、自動車ターミナル法に定める認可の申請を実施、2025年1月20日に国土交通大臣より合併が認可されたと発表した。
4月1日以降、「北大阪トラックターミナル」(大阪府茨木市)と「東大阪トラックターミナル」(大阪府東大阪市)の運営は、南海電鉄が行う。
南海電鉄は、鉄道事業と不動産賃貸事業という同種の事業を営む両社の経営を統合することで、グループ経営の効率改善を通じ、サステナブルな公共交通の経営や、流通センターの競争力向上に向け、経営資源を投入していく事業体制を確立しているという。
両施設は、高度経済成長期での自動車交通の激増や、人口・産業の都心部への過度の集中により生じる流通機能や都市機能の低下を解決するため、都市周辺部の交通要衝地に整備された一大流通拠点。
トラックターミナル・流通倉庫・配送センター等が一体的に立地しており、スムーズな物流ネットワークを実現しているとしている。
「北大阪流通センター」の所在地は大阪府茨木市宮島2丁目5番1号他。
敷地面積は約32万6,000㎡。
主な施設内容はトラックターミナル・流通倉庫・配送センター・大阪府食品流通センター。
営業開始日は1974年3月1日。
「東大阪流通センター」の所在地は大阪府東大阪市本庄2丁目7番
10号他。
敷地面積は約21万3,000㎡。
主な施設内容はトラックターミナル・流通倉庫・配送センター。
営業開始日は1968年2月15日。