【ニュース】 西武リアルティソリューションズ、「西武飯能・日高分譲地」の中心地で多世代交流の場を目的とした広場「おかのうえガーデン」を竣工 埼玉県飯能市
2025.01.27
株式会社西武リアルティソリューションズ(東京都豊島区、齊藤朝秀社長)はこのほど、飯能市と日高市にまたがる「西武飯能・日高分譲地」(1988年分譲開始)の中心地で、多世代交流の場を目的とした広場「おかのうえガーデン」(埼玉県日高市)を竣工した。
併せて2025年1月24日、同分譲地内の新街区第2期(16区画)の登録申込を開始した。
同分譲地では2021年より、「多世代交流プロジェクト」の拠点として、「こども達が安全に過ごせる居場所づくり」「多世代交流による分譲地の活性化」「空き地・空き家の利活用の促進」の3つをテーマに掲げ、建築家・藤村龍至氏に参画してもらい、分譲地居住者と活用方法などについて一緒に考える「デザインワークショップ」を開催。
さらに、周辺居住者にも参加してもらう地域交流イベント「おかのうえガーデンマルシェ」なども実施してきたという。
同分譲地は、西武鉄道池袋線の始発駅「飯能」駅から都心への好アクセスに加え、奥武蔵の山並みを望む豊富な自然、整備された街並みを兼ね備えた、約1,500世帯で構成する大規模分譲地。
1988年の分譲開始から37年が経過し、高齢者の増加やそれに伴う地域活動の担い手不足、空き地・空き家の増加などが課題となっている一方、コロナ禍による郊外移住ニーズの高まりなどもあり、若い世代の人口流入が増加しているという、別の側面も併せ持っているという。
今回竣工した「おかのうえガーデン」の名称は、同分譲地居住者の投票によって決まったもの。
今後、この場での交流を通じ、シニア世代と若い世代をつなぎ、こどもが地域の大人と一緒に過ごせる場を新たに提供することで、次世代の街づくりに貢献するとしている。
建築物は最小限とすることにより、マルシェなどのイベントでフレキシブルに使える空間とした。
構造材は、同一サイズの地元木材で統一、店舗棟についても同社で使用済のプレハブをリノベーションし、再利用したという。
竣工記念イベントでは、2025年2月1日に同分譲地居住者を対象に「植樹ワークショップ」を開催、その後、プレオープン期間を経て、グランドオープンする3月22日には「おかのうえガーデンマルシェ」を開催する予定。
「おかのうえガーデン」の所在地は埼玉県日高市横手1丁目17番7。
敷地面積は2,938.39㎡。