【ニュース】 三豊市など、国土交通省「地域公共交通確保維持改善事業」に採択、自動運転EVバスの実証運行を1月27日~2月7日に実施 香川県三豊市
2025.01.15
三豊市(山下昭史市長)と西日本電信電話株式会社香川支店(香川県高松市、徳永久雄支店長)は、「自動運転社会実装推進事業コンソーシアム協定」を締結、国土交通省の令和6年度「地域公共交通確保維持改善事業(自動運転社会実装推進事業)」に応募し、採択されたと発表した。
両者は、同協定に基づき、2025年1月27日~2月7日の期間、日本全国で実証実験の実績がある株式会社マクニカ(横浜市港北区、原一将社長)とともに、自動運転EVバスの実証運行を実施する。
同市は、高齢者等移動困難者の移動手段確保が喫緊の課題となっており、さらに生産年齢人口の減少に伴うドライバーの人材不足も危機的状況を迎えているという。
今回の同実証運行は、自動運転技術を取り入れた公共交通の確立により、市民生活の持続確保とドライバーを含む働き手不足を補うことを目的としたもの。
レベル4の実現を目指し、レベル2での実証運行を実施する。
実証期間は2025年1月27日~2月7日(1月27日は開始式・関係者試乗のみ)。
運行エリアは三豊市詫間町内。
実証車両は自動運転EVバス車両「マクニカNavya EVO」(乗車定員10名、自動運転時は20km未満の低速運行)。
今後は、同実証の結果を踏まえ、2028年度の自動運転サービス(レベル4)の社会実装実現に向け、実証調査を積み重ねることで、自動運転サービスの提供に必要な課題の解決に取り組むとしている。