【ニュース】 大阪水上バス、大阪~神戸間の緊急時海上輸送訓練を2025年1月8日に大阪港帆船型観光船「サンタマリア」で実施 兵庫県神戸市
2024.12.27
大阪市内で観光船を運航する大阪水上バス株式会社(大阪市中央区、奥村茂之社長)は、2025年1月8日に大阪~神戸間の緊急時海上輸送訓練を大阪港帆船型観光船「サンタマリア」で実施する。
同社は、1995年の阪神・淡路大震災発生後、政府からの発令を受け、1月21日~2月26日の37日間、大阪~神戸間の緊急輸送を実施。
当時は、港外への運航や緊急輸送の実績が無かったため、準備に時間を要したという経験を踏まえ、緊急時運航訓練の一環として、港内での自主操練や避難津波訓練などに定期的に取り組んできたという。
また同社は、平成30年台風21号で関西国際空港に大きな被害が発生したことを受け、空港~大阪市内間の移送訓練なども実施。
今回の緊急時海上輸送訓練は、震災復興30年を迎える年に、2025年大阪・関西万博が海上で開催されることから、緊急時における海上での運航体制のスキル維持・継承を図る目的で行うもの。
当日は、大阪港(海遊館西はとば)を出航し、神戸港(中突堤中央ターミナル「かもめりあ」)へ約1時間55分かけて運航する(神戸港への停泊時間は約25分間を予定)。
阪神・淡路大震災当時と同じルートを運航するという。
サンタマリアによる緊急時海上輸送訓練の実施日時は2025年1月8日の9時~13時20分。
船種は大阪港観光船観光船「サンタマリア」。
訓練のため、一般乗船は不可。